花粉症、薬もマスクも使っているけれどそれでも辛いのよね。
私もかなり長い間花粉症。ハッカスプレーがとても使えるよ!
- 花粉症、アレルギーの痒み対策をしたい
- ハッカ油の効果効能を知りたい
- ハッカ油スプレーのつくり方を知りたい
- ハッカ油スプレーの多様な使い道を知りたい
暖かくなる季節に活躍する機会が増えるのはハッカ油です。物産展などで見かけるなんて方も多いのではないでしょうか。
ハッカ油はとても安価で万能。特にこんなご時世になり家でも外出先でも使う頻度が増えました。天然由来の成分を使ったハッカ油を日常生活にプラスしてみませんか?
花粉症とアレルギー歴の長いわたしは対策としてトップシーズンは処方薬を飲んで対処しています。それでも続く不快感。
どうにかしようと出会ったのがハッカ油でした。ここ5年ほどのわたしのハッカ油の使い方も合わせて紹介させてください。
ハッカ油とは
ハッカ油とは精油の1つで、シソ目シソ科ハッカ属のハッカソウと呼ばれるミントの葉を乾燥しその成分を抜き出して出来た油のことです。
ハッカソウは日本生まれのミントとも言われ、ガムや歯みがき粉、お菓子などにも使われます。口にしても安全と言うことで適量であれば肌に触れても安全なオイル。
ドラックストアなどでも販売されておりますが、わたしは北見ハッカが好みでネットを利用しております。
ハッカ油の成分と効果効能
ハッカ油の成分
ハッカの主成分であるメントールは医薬品としても利用され、抗菌作用、鎮痛作用、健胃作用、血管を収縮させる作用などがあります。
メントンには胃の働きを助ける粘液分解作用や抗ウイルス作用があり、メントフランには痰を取り除く去痰作用があります。サビネンは体の機能を高めたり向上させる強壮作用を持ちます。また、リラックス効果があるリモネンも含まれます。
ハッカ油の効果効能
殺菌・消毒効果
殺菌作用があり皮膚炎や虫さされのかゆみにも効果があります。ハッカの持つ抗菌作用を利用して歯磨きや石鹸、シャンプーにも使われてきました。
虫除け効果
メントールには虫を寄せ付けない虫除け効果があり、高いメントール含有量を持つハッカ油は虫除けにぴったり。蚊、アリ、ブヨ、ゴキブリ日常に潜む出会いたくない虫に効き目があります。
リラックス効果
ハッカには鎮静作用があり不安、怒りを感じたりイライラしている気持ちを穏やかにします。
柑橘系に多く含まれるリモネンを含むのでリラックス効果があり、頭をリフレッシュさせる効果もあります。不眠症の改善などにも効果が期待されています。
胃腸の機能を助ける効果
メントールは胃の働きを活発にさせることから消化不良の改善効果があります。
更にメントールには腸内に溜まったガスを排出する作用もあります。
カルボンは消化液の分泌を促し胃を健康に保つ効果があります。
ハッカ油スプレーの作り方
材料
- ハッカ油
- 精製水
- 無水エタノール(なくても大丈夫)
- スプレーボトル
ハッカはポリエチレン容器を溶かす作用があるのでスプレーボトルはポリエチレンテレフタート樹脂製を使うといいと思います。百均にも売ってますのでご確認を!
watashi流作り方(100mlのスプレーボトル使用)
- 精製水を9割程度、(あれば)無水エタノールを1割弱ボトルに入れます
- ハッカ油を10滴ほどボトルに入れます
- 素材が合わさる様ボトルの蓋を閉めよく振ります
- マスク用には無水エタノールは入れません
- 掃除用や長期保存のために無水エタノールを入れています
- 肌の弱い方は精製水とハッカ油のみで作りなるべく早く使い切るといいと思います
- ハッカ油の量はその人によって好みや体質、肌質もあると思うのでまずは少量で試して後から足すと丁度いい量が分かると思います
ハッカ油スプレーの使い方
マスクをする前に
特に花粉症の時期はマスクをする前にマスクの外側にシュッと2プッシュ程少し距離を開けてスプレーします。
メントールがすっと鼻から入り痒みを抑えてくれます。リラックス効果もあるのでこの時期のイライラも抑えてくれるのも嬉しい。
目の痒みにも効くので外出先で何度かスプレーします。いよいよ辛い時はマスクの内側にスプレーしますが刺激が強いと感じる事もあるので徐々にお試しください。
マスクの触り過ぎに注意ですが、抗菌作用があるのでコロナ予防としても嬉しいですね。
公園や長時間の野外滞在前に
ハッカ油は高いメントール含有量を持ち虫を寄せ付けない効果があります。なんと言っても天然由来の成分なので肌にも、言ってみれば虫にも優しい。
虫を殺すことなく寄せ付けないと言う所がポイントがです。公園でレジャーシートを引く前に全体にスプレーして、それでも入って来た虫には直接スプレーして追い払います。
外での立ち話の時にも持って行って足元にスプレーして蚊を追い払うのに便利です。レジャー用にはハッカ油率を高くして作るといいと思います。
お家でのゴキブリ、蚊などの侵入予防に
暖かくなると増えるゴキブリや蚊の室内への侵入に備えてハッカ油率の高いスプレーを作り網戸とそとに出る窓やドア下あたりにスプレーします。
これは意外と効果的で蚊が増える時期には毎日スプレーします。スプレーで足らないゴキブリ侵入予防には重曹にハッカ油を数滴垂らしたものを置いておきます。
床そうじなどに
床そうじの時に雑巾やフロア拭きにそのままスプレーしそうじします。殺菌効果も嬉しいのですが夏場暑い時はミントが涼しげで気分転換にもなります。トイレ掃除にもアルコール液と交互で使っております。
ハッカ油を使うときの注意点
瞳への刺激
誤ってハッカ油を直接触った手で目を擦ってしまった場合とても痛い思いをすることになるのでご注意ください。ハッカ油を直接触ってしまった場合は手を洗うようにしましょう。
お子さまへの注意
天然由来成分でも原液はかなりの刺激があります。お子さんがいらっしゃるご家庭は注意が必要かと思います。
ペットのいるお家
人にとっては万能なオイルでも動物にとっては有害物質となるようです。特に猫も嫌いな香のようですので入って来て欲しくないと言う目的でしたら猫も避けれれるかもしれませんが、
猫を飼っているお家ではよく考えて使う必要があると思います。
おまけに
ハッカ油バームの作り方
肩こりや腰痛に湿布もいいのですが、白色ワセリンにハッカ油を数滴混ぜてハッカ油バームを作って患部に塗ります。作ったハッカ油バームは蓋のある容器で保管してください。
湿布がない時に重宝しますが、肌が弱い方は一度に沢山のハッカ油を入れないようご注意ください。
ハッカ飴
ハッカ油スプレーを作るのは手間だけれど、花粉症の緩和にハッカを使いたい方はハッカ飴がおすすめ!
飴をなめながらマスクをしていれば目のあたりにもハッカの刺激が上がってくるので痒みを抑えられます。
あとがき
花粉症やアレルギーで鼻や目に症状が出て苦しい方に是非試して頂きたいです。花粉症やアレルギーって長く続くと地味に憂鬱なものですよね。くしゃみのしにくいご時世なので尚更。
気休めかも知れないけど、何もないよりずっといい。と思って使い始めたのですが、ここ数年使い続けているのはわたしなりに重宝しているから。
しかも、他にも沢山使い方があってコスト的にも気軽にチャレンジ出来るものばかり。気になっていた方は是非日常に取り入れてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。次の記事でお会い出来たら嬉しいです!