イヴ・サンローラン展「時を超えるスタイル」が、2023年9月20日から国立新美術館で開催されております。
イヴ・サンローランは、1958年に急逝したクリスチャン・ディオールの後任として「クリスチャン・ディオール」のデザイナーに就任しました。生前のディオールからも高い評価を受けていたようです。
後に「モードの帝王」と称されるほどの才能を持ち、今もなおファッション界で大きな影響力を持ち続けております。
シャネル展、ディオール展を観て来て「イヴ・サンローラン展」も楽しみにしておりました。いち早く本展示を観てきましたので、これから行かれるあなたが快適に観に行ける情報を全て提供させて頂きます。
シャネル、ディオール、サンローランと3人の展示を観て感じるのはファッションの歴史は美術館に展示する価値が充分にあり、本物を至近距離で見ることは何にも変えられない貴重な体験であると言うこと。
アジア初の大回顧展になりますので、イヴ・サンローランの情熱を受け取って来てください!
イヴ・サンローラン展 詳細情報
イヴ・サンローラン展 入館料金(当日券)
一般 | 大学生 | 高校生 | 中学生以下 |
2,300円 | 1,500円 | 900円 | 無料 |
当日券の発売元
- 国立新美術館(会期中開館日のみ)
- 公式オンラインチケット
- 産経iD
- TBSチケット
- チケットぴあ(Pコード:686-627)
公式オンラインチケットは手数料無料なのでわたしはこちらを利用しました。とても簡単に購入出来ます。
基本的に事前予約(日時指定)は不要ですが混雑時には入場をお待ちいただく場合があります。
イヴ・サンローラン展 会期
2023年9月20日(水)〜12月11日(月)(毎週火曜日休館)
イヴ・サンローラン展 開館時間
10:00~18:00(※入場は閉館の30分前まで)
※毎週金・土曜日は20:00まで
イヴ・サンローラン展 会場
国立新美術館 (企画展示室1E)
〒106-8558 東京都港区六本木7-22-2
国立新美術館への行き方
- 東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)
- 東京メトロ日比谷線 六本木駅 4a出口から徒歩約5分
- 都営地下鉄大江戸線 六本木駅 7出口から徒歩約4分
- 都営バス
六本木駅前下車徒歩約7分
青山斎場下車徒歩約5分 - 港区コミュニティバス「ちぃばす」赤坂循環ルート六本木七丁目下車徒歩約4分
「六本木駅」から近いイメージが強いですが、最短は「乃木坂駅」駅からは「6出口」と美術館を結ぶ連絡通路の利用が便利です。
エレベーターもあるのでベビーカーや車椅子の利用の方はこのルートが便利!
雨の日は濡れずに美術館まで行けます!
千代田線 乃木坂駅からのルート説明(動画含む)
❶ 千代田線「乃木坂」のホームで「青山霊園方面改札」アナウンスを探してください
❷ 階段を上がって改札を出たら「出口6」に進みます
❸「出口6 国立美術館」の看板が見えたら右折
❹ 左手に今展示のポスターが見えたら道なりに進みます
❺ 国立美術館のマークが見えて、左折のマークが見えたらエスカレーターに
動画でもどうぞ
❻ エスカレータを降りて道なりに進むと国立美術館が見えます
イヴ・サンローラン展当日レポート
イヴ・サンローラン展へ行ったのは公開から2日目の平日です。今後状況が変化するかもしれないので参考までに簡単にレポートします。(ネタバレはないのでご安心を。)
会場に着いたのは開館時間の10時頃。まず当日券のチケット売り場に30人弱の人がいました。
この時間が意外ともったいないので前もって当日券をネット購入することをおすすめします
先ずは展示会場入口の隣のコインロッカーへ。
暗い場所もあるので荷物は最低限が快適です
展示会場入口も数十人の人がいましたが、入場規制はなく待ち時間10分弱でした。
前売り券を公式オンラインチケットで購入していたので、QRコードを受付で見せ紙チケットを受け取りそのまま入場。(グッズ購入する方は紙チケットを無くさないように)
チケット購入時に左の画面をスクショしておくとすぐに入場がスムーズです
入場して直ぐに、イヴ・サンローラン展タイトルの撮影スポットがあります。
イヴ・サンローラン展の撮影スポットはこの入口と、「9」番の部屋のみです。
当日の展示会場内の混み具合は、ときどき展示作品に人が集中する程度だったのでまだ観やすい状況でした。
10時20分頃に入場して、約2時間ほど観覧。わたしは普通の観覧ペースだと思うので早くても1時間半はかかると思うと予定が立てやすいと思います。(混雑時に規制をしていなければ、館内が混み合うのでもっと時間がかかると思います。)
展示の余韻を残しながら会場を出て、2階にある「アートライブラリー」へ。今回の図録と、過去のイヴ・サンローランの貴重な資料を見ることが出来ます。 展示を観た直後に図録や資料をじっくり見れるって好きな方には結構ありがたい環境です。
今展示に理解を深めたい人は是非行ってみてください
新国立美術館は、美術館内でゆっくりすることが出来1階〜3階にゆっくりくつろいで食事ができる場所があるのも嬉しいです。
大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ
\本日11/1開幕✨/
— 国立新美術館 NACT (@NACT_PR) November 1, 2023
「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」
国立新美術館で最大の、天井高8m、2000m²にも及ぶ展示室をダイナミックに使って開催される本展。この広大な空間でなければ展示できないインスタレーションは必見です👀… pic.twitter.com/33PPuDpHiO
11月1日より「大巻伸嗣 Interface of Being 真空のゆらぎ」が始まっておりますが、こちらは話題となっております。国立新美術館にて入場無料で観れますので是非足を運んでみて下さい。
イヴ・サンローラン展 展示内容は?
序章を含め全部で12部構成。
ディオールや自身のブランドのファーストコレクションを含む全110点のテキスタイル作品をはじめ、グラフィック作品全124点、写真作品全30点、ジュエリー全55点。
ディオールでのデビューから、ブランドとして初のコレクション、そして独自のスタイルを確立するまでを一堂に紹介しております。
イヴ・サンローラン展を快適に見るには
荷物はなるべく少なく
今回の展示は作品と距離が近く、途中演出上暗い場所が何箇所かあります。荷物は最初にコインロッカーに預けるととても楽に観覧できます。(両替機があるので前もって小銭を用意する必要もありません)
持ち物は
ロッカーを利用する際最低限あるといい持ち物は
- 小さなバッグ
- 羽織もの
- スマートフォン
- ハンカチ
- 単眼鏡
今回作品との距離が近いですが、ビーズなど素材をしっかり観たい方は単眼鏡があると便利。
9月は館内の温度が低い
作品を守るために湿度の管理が厳重にされており、気温が高くなる日は館内がかなり低い温度になっております。暑い日に出かける方は1枚羽織るものがあると便利です。
服装は
今回撮影スポットが少ないため先ずは動きやすく、お気に入りの服で出かけられるいいと思います。意外と歩きますので靴は歩きやすいものがいいですね。
このシューズで快適でした
イヴ・サンローラン展 グッズは
グッズコーナーが混み合っており、会計にも列ができていました。今回、グッズは入場された方のみショップで購入出来ます。(ショップのみの利用はできません)
今の所、ネット販売もしていない様なので展示が終わった直ぐのミュージアムショップに立ち寄ってみることをおすすめします。
トートバッグ(大・小)はひとり1個、アクリルキーホルダー、マグネットは各種おひとり3個までと制限もあります
追記:展覧会公式図録がweb購入できるようになりました。重たいので次の予定がある方はコチラで荷物を軽くしましょう。
イヴ・サンローラン展 音声ガイドは
イヴ・サンローラン展 時を超えるスタイル 津田健次郎が音声ガイドのナビゲーターに決定! https://t.co/f77oTsCbkJ #tbs
— TBS (@tbs_pr) July 14, 2023
イヴ・サンローラン展の音声ガイドは「津田健次郎」さん。
TVアニメ『呪術廻戦』七海建人役、日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』鎌田國士役でその声を聞いている方も多いと思います。
音声ガイドは会場入口にてレンタルすることが出来ます。
遠方からの方へ
遠方から来る方も多いと予想します。早めに宿を押さえると割引率も高くなります。
必要な方は予約サイトで空きを確認ください。
イヴ・サンローランについて予習
イヴ・サンローラン美術館パリとは
今回の展示の特別協力の「イヴ・サンローラン美術館パリ」は、イヴ・サンローランのメゾン本社が30年間置かれていた場所を、ピエール・ベルジェ=イヴ・サンローラン財団が改装し2017年に開館されました。
イヴ・サンローラン美術館の詳細
オートクチュールのコレクションやアクセサリー、スケッチ、コレクションボード、写真などが展示され中でもサンローランのアトリエが再現された展示もあり、非常に興味深い内容となっています。
イヴ・サンローラン美術館は、イヴ・サンローランの遺産を称え、彼の芸術的な才能と創造性を広く紹介する場となっています。展示されているコレクションやアトリエの再現を通じて、訪れる人々はサンローランの世界に没入し、彼のデザインの魅力と影響力を体感することができます。
イヴ・サンローラン美術館パリへのアクセスは
住所
5, avenue Marceau 75116 Paris – France
電話番号
+33 (0)1 44 31 64 00
開館日時
火曜日~日曜日、開館時間は11:00~18:00(木曜日は11:00~21:00)
YouTubeでイヴ・サンローランを予習
「イヴ・サンローラン美術館パリ」オープン当時のもの。サンローランのアトリエを再現された展示が映ります。
「イヴ・サンローラン美術館パリ」で2023年5月まで開催されていたGOLD by Yves Saint Laurent」展
2022年寺田倉庫で行われた、サンローランの唯一無二の片割れであるベティ・カトルーの展示の様子「イヴ・サンローラン ベティ・カトルー 唯一無二の女性展」
SAINT LAURENT Fall/Winter 2023-2024・WOMEN’S(最新コレクション)
SAINT LAURENT Fall/Winter 2023-2024・ MEN’S (最新コレクション)
映画でイヴ・サンローランを予習
書籍でイヴ・サンローランを予習
イヴ・サンローラン展 まとめ
2023年9月20日から始まったイヴ・サンローラン展。
イヴ・サンローランが作り上げた作品を間近で観れる貴重な機会でした。特に作品との距離の近さを感じました。
今展示は撮影ポイントが少ないのですが、その分落ち着いてじっくり作品と向き合うことが出来るので同行者との会話も弾みます。
会期後半は混み合うことと思いますので、なるべく早く出かけられることをおすすめします。
展示を出た後も、館内で楽しむことが出来るので、充分に堪能して来てください!
最後までお読み頂きありがとうございました。次の記事でお会い出来たら嬉しいです!
サンローランのバッグで出かける
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